ということで金山で浜松組と落ち合って名城線左回りに乗車。環状化した名城線はお便利すぎる。名古屋大学駅の3番出口を出ると、もう目の前が会場のIB棟だ。明らかに新しい建物で、湯の人いわく学会発表とかでよく使われる棟なのらしい。今回はゼミ生の発表はなく単に聴くだけだから気楽だヨ。
学会1発目は「ソーシャルブックマークを利用した研究情報共有システムの開発」。SBM+グループ共有という研究。グループ内でブックマークを共有するのってはてなグループの機能になかったけか。ないか。はてブに限らずどんなSBMを使っても良いんだけど、ゼミ内とかで共有したい記事に特定のタグをつけてブクマして二次利用するという話。ゼミ内12人にヒアリングしたところ、便利だという声もある一方、そもそもクリッピングの習慣がないという意見も。
次はみんな大好き吉田先生プレゼンツの「ゲーム化する情報社会における<私>の倫理」。先生! ヤマガッコは"<>"じゃなくて"〈〉"です! という話はさておき、この部屋の前の人の発表が長引いたために予鈴の鳴るタイミングが妙に早かった。2鈴の段階で4分の3まで話が進んでいない。先生自身が最初から15分で終わらせる気がなかった説もあるが、まぁ予鈴のフライングでしょう。「シミュレーションとシミュラークルの違いについて確認したい」とか「安易なアナロジーですね」とかいう質問があった。質問者のお兄さんが、室内にもかかわらずスタイリッシュな帽子を被っていたのが印象的だった。
少し離れた工学部棟に移動して「有料会員制掲示板を利用したクイズ形式の学習スタイルの提案」。ここに移動する前に工学部棟の階段を下りたのだけれども、日本共産党のポスターが堂々と貼られていてさすが名大は民青が強いんだなぁ、また思想の自由が保障されているんだなぁと思った。弊おめでてー学部では、以前森元首相が大写しになっている自民党のポスターをゼミ生が2号館7階の掲示板に貼ったところ学部当局から剥がすよう強い圧力がかかったことがあり、ここらへんが駅弁と旧帝の越えられない壁なのかと痛感した。その割に反戦平和・男女平等と響きの良いフレーズでカモフラージュされたいかにも政治的に臭いポスターが8階に貼られていたりするんだけどね。まぁ大学くらいにしか居場所のない人たちを故意に刺激するのもよくありません。これは2ちゃんねるの一部の板にすぐうネット右翼の人たちを扱うが如くです。
それはともかく「有料会員制掲示板を利用したクイズ形式の学習スタイルの提案」。前の発表が遅れた上に少し移動したので、部屋に到着した頃にはもう半分以上過ぎてしまっていた。id:lionfanがはてなQで展開した「はてな理屈パズル」についての報告で、Web2.0的学習形態とのこと。質問が辛辣で、「学会発表として 研究の目的・背景・方法がたりない。社会的意義、学術的背景、どの分野が解明されるべきかアカデミックなスタイルをお願いしたい」だの「この研究の理論的インプリケーションは何か。これまでの理論的基盤や知見への関係は?」だの。ていうか「理論的インプリケーション」は私が2年前質問された「政策的インプリケーション」を髣髴とさせる因縁のフレーズだ。研究するにあたってはぜひインプライできるものを明示しておきたい。
このあとはタクシー2台に分乗して8人でマウンテンに行った。4人でタクシーに乗ると、地下鉄とほとんど変わらない値段ですみ、しかも駅から目的地まで歩く必要がない。なんてこった。タクシー便利すぎる。街にあれだけタクシーが溢れているのは、やはりそれ相応の需要があるからなんだなということを確認した。
さらに大須散策→味仙→ひーろん宅→贔屓屋(伏見駅前の居酒屋)→旅館で1日が終了。最後まで4人タクシーのパフォーマンスに感心しっぱなしだった。味仙の台湾ラーメンは量は少なめだけどなるほどうまい。とにかく賑やかな店で、ときたま響く割れた皿の音が賑やかさに拍車をかけていた。