SL奥羽号のチケットが30秒で売り切れる

ニュー速+経由でSL奥羽号の乗車券が30秒で完売したという話。

私が8月14日にSLあそBOYに乗りに行こうとしたときも、ちょうどこの日は団体旅行で席がある程度先に取られていたこともあって、10時に窓口に行ったけれども買えなかった。ていうかこの時期は8時から先行予約が行われていて、あと2時間早く行けば良かったのだけどまぁもう遅い。で、ヤフオクに行ってみたら熊本→宮地の全区間指定席が15000円だったり、狙っていた立野→宮地の指定券が終了1秒前に高値更新されてしまったりして結局指定券は手に入らなかった。しょうがないからあそBOYの1個前に発車する1439M→429Dに乗って、阿蘇駅での長時間停車を使ってあそBOYを撮影したりして九州横断特急4号に乗って2423Dに乗り継ぐことにした。

で、阿蘇駅に着いて駅の待合室で休憩していたら、親子連れが窓口であそBOYに乗れるかどうか訊きだした。聞き耳を立てていたらどうやら乗れるようで、母親が息子に「良かったね~」とか言っている。私も急いで窓口に行くと、指定券は当然もうないけど、なんか立席で乗れるのらしくて手書きの券を発行してくれた。

本当だったら阿蘇から宮地まで乗車券と特急券計500円を払わなければならなかったのが、立席乗車券? 300円で済むことになった。しかもあそBOYに乗れる。素晴らしい。

乗ってみたのはいいけれども、別に乗り心地じたい普通の列車との違いとか良く分からんし、中に乗るよりも外から見たほうがSLは面白いと分かった。石炭と汗まみれになっている乗務員とか観光写真のようにはいかないけどわんさかあがる白い煙とか。今回初めて動いているSLを見て、そして乗ったのだけれども、見て撮影する文には面白いけど乗ったところで特に違った点が感じられるわけではない。まぁいいや、さよならあそBOY。

奥羽号の指定席券がオークションでどれくらいになるか知らないけど、そこまでして手に入れなくても現地に行ったら何とかなるかもしれないし、撮影だけならタダでできるので冷静になったほうがいいと思った。


そしてあそ BOY は引退した