行列をスキップできる権利

らーめん大練馬店が開店して、通常600円のラーメンが100円で食べられるとのことでアホみたいな行列になっている。開店直後でも80人以上並んでいたりする。そりゃ100円は安いけど、高々500円引きですよ。吉野家コピペでは150円引きのために普段来ていない吉野家に家族連れで来ている半可通が揶揄されているが、500円のために数時間並ぶというのも同様に揶揄されてしかるべきだ。

たとえば、行列をスキップしていきなり専用席に座れる権利を500円で用意して、最後尾グループに数枚配布するとする。この権利は自由に売買できて、値段も自由に決められるとする。どう値段が変化してどう売買されるのだろうか。

まず、このチケットを受け取った人は、そもそもラーメンを食べに来ているので早速権利を行使するだろう。しかし、周りの人も同じくラーメンが食べたいはずなので、もしかしたら600円とか1000円とかで買いたいと思うかもしれない。でも良く考えるとそれ買っちゃうと定価より高いし、かといって何時間も並ぶのやだし…みたいな葛藤が飛び交うようになって、観察する分にはおもしろいかもしれない。そこから適切な値段とかも見えてくるだろうしね。実際どうなるんだろう。