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刀削麺というのを食べた

ミスター チンズ ダイニングに刀削麺を食べに行った。受賞歴とか正統性をアピールした立て看板が歩道においてあって、店はそこの階段を降りた地下にある。入ると直ぐ目の前は調理場になって、調理場を囲んでカウンターが奥まで続いている。右奥の8席がいかにも予約席然としてまるまる空いている以外は満席だったが、カウンターの奥だけが開いていた。さらに奥には2人組、手前の机には男性4人組がいてやたら下品な話をしていた。

下品な話を聞きながら飯を食うのが気分のいいものであるわけはないが、奥の2人組は、いろいろ刀削麺を食べたがここのが最高だったというアゲアゲトークをして、差し引きでは食欲が掻き立てられてくる。元祖麻辣刀削麺というのが麺の最初にあったので、とりあえずそれを注文した。やってきたのはいかにも麻辣とした麺だ。2人組が食べているのはもっと薄い色のスープで、たぶん担々刀削麺だろう。

食べてみると、確かにいつものラーメンと確実に違った食感の麺で、物珍しさがある。肉の味わいもいいし癖になる。ただ、そのうち麻辣が効いてきて味がよくわからなくなってきた。やはり奥の人が食べてるように担々刀削麺がベターなのではと思う。次はそうしたい。