「おこられる」を変換するとなぜか「起こられる」が最初の変換候補になってしまう。「起こられる」なる表現はいつ使われるのだろうか。たとえば「事件が起こる」と「事件に起こられる」は同じ意味合いだろうが、後者の表現をわざわざするような文脈や事情はちょっと想像つかない。あとこんなことを考え始めると「事件が起きる」は隣で観察しているような表現で「事件を起こす」はまさに自分が当事者だけど「事件が起こる」ってどんなんかなーみたいなところに考えがいってしまってニホンゴムズカシイネーということになりがち。「起こる」の段階で「起こる」や「起きる」よりナニなのにこれに「られる」がついたらわけが分からん。この「られる」って受身だろうか尊敬だろうか可能だろうか自発だろうか。「事件に起こられる」だと受身だけど、「事件が起こられる」だと尊敬のような気がする。
あと、「起こられる」で検索すると「怒られる」のtypeばかりひっかかる。「起こられる」がちゃんとした意味で使われている文書ってあるのかなあ。