サンフランシスコ空港にあったバンクオブアメリカのATMで、Jiyu!da!カードを使ってキャッシングをした。今回はANA-JCBでもキャッシングをして、両者のキャッシング体験の比較をしてやろうという魂胆だ。
今回はそれぞれ20ドルをキャッシングした。画面遷移は両者でほぼ同じだったが、Jiyu!da!のみはカードへの請求を日本円で行うか確認する画面が挟まれた。これは罠選択肢で、かなり割高なレートで請求されてしまう。
2日後にはCedynaのウェブ明細にキャッシングの請求が表示され、簡単にPay-easyで返済できた。20ドルをキャッシングして金利は1円で済んだし、合計2274円の請求となった。キャッシング時に画面に表示されたATM利用料2.5ドルの請求はなかった。よってレートとしては113.7円ということでかなり良い。
他の支払いはANA-Masterで行ったが、海外事務手数料が乗ってだいたい115.3円くらいのレートになった。ということはポイントが1.02%以上つかなければキャッシングして現金で支払ったほうが得だったことになる。今回については、このANA-MasterはV3でマイペと合わせて1.648%マイル還元を見込んでいるので、カード払いのほうがよい。
ウェブサイトのメンテ期間が長いといっても、メンテしてないときにたまたまアクセスできれば何の問題もない。ただし、Pay-easyで支払うには銀行の第2暗証カードが必要なこともあるし、そもそもセディナのPay-easyに対応している口座を持っている必要もある。そこらのネット銀行では対応してないので、メガバンクや地銀の口座がないといけない。
ANA-JCBは、キャッシング時に日本円払いの罠選択肢も表示されず治安はよかったが、キャッシングの繰上返済には電話をかける必要があるのが面倒だ。そもそも電話代が繰上返済で浮く金利を上回っては何の意味もないし、もし他行振込が有料な口座しかないのであれば全然意味がない。請求額はJiyu!da!と全く同じだったが、こちらは帰国してしばらく経ってから返済の電話を入れたので金利は12円になった。
MastercardもJCBもキャッシング機能としては同じCirrusなのであって、日本円払いの選択肢がMastercardだから出たのかCedynaだから出たのか分からないが (おそらく前者だと思うが) 、もしかしたら最良の選択肢は Jiyu!da! の JCB なのかもしれない。ただ、なんとなくJCBは米ドルのレートならMasterに比肩していても、マイナー通貨だとレートがかなり悪くなるイメージがある。
Cedyna のメンテナンス時間(JST)
Cedynaはとにかくメンテが多い。公式 によると:
- 毎日23:00-24:15
- 毎月7日23:00-9日9:00 (まる33時間使えない!)
- 毎週日曜日20:00-翌月曜日9:00 (13時間使えない)
- 6月と9月の第3日曜日の前日23:00-翌9:00
- 12月31日23:00-1月4日7:00 (年末年始の利用は死)