txqz memo

候補者はブログにどんなことを書くべきか

しばらく河野美代子のいろいろダイアリーを読んでいた。今度の参院選で広島選挙区に立候補する予定の無所属候補なのらしい。今日はどこどこで街宣したとか誰々と会ったとかビラを何万枚配ったとか、無所属候補ならではのほほえましい内容で見ていて面白い。しかし、それが行き過ぎて、ブログの内容について過去何回か怒られているのらしい(6月13日6月19日)

6月13日のは「障害者」→「障がい者」→「体の不自由な方」→「こころやからだに不自由を抱えている方」という言葉狩りゲームなのでどうでもいいのだが、6月19日のほうは、料理教室で料理をご馳走になったことを書けば選挙違反だと怒られ、市議会議員の実名を書くのはやめとけと怒られ、ビラを何万枚刷ったとか具体的なことを書くのは恥だと怒られ……という、候補者はブログにどういうことを書くべきなのかという重要なテーマをはらんでいる。

ここら辺、自分の仲間内に向けるつもりでブログを書くのか、まだ見ぬ有権者全体に向けてブログを書くのかによってずいぶん話が変わってくると思う。ただ、せっかくブログというきわめてオープンな場で候補者として広く自分の文書を公開するのなら、どこに行ったとか誰に会ったとかよりも、さまざまな争点について自分はこう考えているんだというのを、その時々のニュースに絡めて書いてくれると、有権者としては投票の参考になっていいかなと思った。