第5回デベロッパー交流会に参加してみた。このあとある企業の懇親会が近くのホテルで行われることになっているので長居はできなかったのだけど、OpenSocialというものに対する誤解が解けたのが良かった。
席にはケータイのストラップやメモ帳といったお土産と同時翻訳用のイヤフォンが用意されていた。電源はなかったので昼間からバッテリーを酷使されていたCF-R5は40分後くらいに餓死してしまった。隣の人がMacBook AirからFreeMindを使ってメモを取っていてかっこよかったのでAirが欲しくなった。連続バッテリー駆動時間5時間でUSBポート1つで確かに薄いけどCF-R5よりは重くて学割対象じゃないんですか? 現実の壁は厚いですね。
OpenSocialはJavaScript APIとShindigというコンテナソフトウェアとREST APIから利用することができるSNS上でのアプリケーション開発を促進する規格だということで、てっきりSNSサービスの構築がもっと簡単にできるようになったりひとつのIDで複数のSNSが利用できるようになるみたいなOpenIDに近いものかと思っていたので、そういう誤解が解けてよかった。
あとナマで体験する同時通訳エクスピリエンスは思いのほか強烈だった。プレゼンテータの英語を日本語に訳すだけでなくオーディエンスの質問も即座に英語に訳される。質問者がヘタな質問をして、肯定文だろうと思って次々英訳していったら、実は最後に否定表現が来たみたいなことがあると同時通訳する人は大変だろうなあと持った。まだ英語→日本語のほうが簡単そうなイメージ。論理も英語話者のほうがしっかりしてそうだし。
Facebookとか使ってないので、紹介されたような小さなアプリケーションをSNS上で動かして遊ぶというSNSの利用法事態を知らなかった。紹介されたアプリケーションは友達の写真を銃撃して遊ぶとかそういうもので、SNSがOpenSocialに対応していると友人リストとか顔写真とかを共通のインターフェースから持ってこれるのでこういうネタを容易に実現できる。このあとパネルディスカッションで紹介されたアプリケーションは友達の位置をGoogle Map上にプロットして友人同士を線で結ぶとかこみゅすけのOpenSocial版とか脳内メーカーとかで、モノによっては20分とかでできてしまうとのこと。なにしろゆめがひろがりんぐな感じなので、あとでちゃんと仕様を追いたい。
あと、Orkutが今でもちゃんとサービスが続いていて、しかも実はそれなりに盛り上がっているということに、じつは一番驚いたりして……
よりマジメなレポートは一緒に行ったd:id:Kishiに詳しい。あとオフィシャルブログにも記事が出ている。