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「あの人の直筆展」を見に行った

最近、国会図書館の本館入り口で頻繁に「あの人の直筆展」の案内チラシを配っている。さすがに気になってきたのと、17時に本館が閉まってからもこの展示コーナーには入れるようだったので、見に行ってみることにした。

直筆展というわりにはカタカナタイプライターの資料もあって多様性があった。カタカナタイプライターの文字は頑張れば読めるので便利で、まずもって明治以前の筆文字は全く読めない。インドやアラブの文字を活字で見ておよそ識別できる気がしないというレベルで、ここで見た筆文字が読める気がしない。

これらに比べれば教科書に載っている古典や漢文というのは、活字で印刷されている時点で読めたも同然で、大変なイージーゲームの中でよく整備された教育を受けられたのだと思う。