そもそもなぜ家計簿をつけるのか。
- クレジットカードの請求との対応付け
- 用途別/月別の支出額把握
- キャッシュフローの把握
普通に現金で自分が払った分だけ記帳するならとくに問題はないが、建て替えて払ったとかプリペイドで払ったとなると複雑になってくる。請求額・決済額・支払額と分けて記帳するといいかもしれない。請求額は明細との比較用、決済額はキャッシュフロー比較用、支払額は用途別や月別の支払い傾向把握に使う。
建て替えて払った場合、請求額をそのまま記帳すると、その月だけやたら支出が多いということになる。かと言って一人分飲みを記録するとクレジットカードの請求額と合わない。よって、5人で2万円の請求をまとめて払った場合、請求額と決済額は2万円だが、4人分の額を回収済みであるなら支払額は4000円とする。
プリペイドで払った場合、プリペイドへのチャージと決済で見かけの使用額が2倍になってしまう。チャージは請求額と支払額を0、決済額をチャージ額とする。決済時は請求額と支払額を実際に支払った額、決済額は0とする。
お釣りの出る商品券で払った場合、財布の中の現金は支払い前より増えることがある。よって、決済額は増えた現金分マイナスとする。商品券はたいてい額面より安く手に入れているので、支払額はその分低くする。1000円分のグルメカードを975円で入手して510円払って490円のお釣りが来た場合、975 - 490 = 485円が実際の支払額だ。
プリペイドや商品券の場合は、その決済のあと何円分残ってるのかも記録しておく。グルメカードが大量にあるとたまに数が合わなくなっていることがある。