8日目の続き。本日もお日柄がよく云々
今日はシンガポール動物園に行ってみる。シンガポール動物園はアンモキオ駅からバスで行くことになる。空港からアンモキオまでMRTで行こうとするとタナメラとパヤレバとビシャンで乗り換えが必要でだるい。空港散策がてらバスターミナルに行ってみたら、24系統のバスがアンモキオ行きだということがわかった。アンモキオは終点だから、あのシンガポールバスシステムで一見の土地に行っても失敗はしないだろう。9時20分くらいのバスに乗った。
タナメラ駅バス停にはMRTと並走しながら到着し、時間調整中に運転手が爪切りをしていた。引き続き東西線の高架下の道路を進む。
乗客が EZ-Link を端末に当てて、「ピッ」の人と「プププッ」の人がいるのが気になる。残高とか有効期限によって音が変わるのだろうか。
今回バスに乗ったのは乗り換えが面倒だというのもあるが、電車と別の車窓や前回のバス乗車の驚きの再体験も目的だった。実際は東西線と並走するしバス停や信号で頻繁に止まるので遅い。運賃もあまり変わらないはずで、時間がもったいない気がしてきた。
パヤレバ駅から北上する。MRTの高架からはあんまり見えない路上の様子がよくわかるから、やっぱりバスに乗ってよかったと思う。中文の怪しい雰囲気の看板があったりして楽しくなる。いきなり SAKAE と書かれているビルが出てきた。寿司屋なのらしい。
パヤレバ駅からの道路の名前はパヤレバロードだったが、いつの間にかアッパーパヤレバロードになって、またいつの間にかバウンダリーロードに名前が変わっていた。一直線の道路でも、住所代わりにもなっているからどんどん名前が変わる。ここらへんは新宿の時点ですでに甲州街道ですみたいなのとは感覚が違う。
アンモキオのバスターミナルに着いたのは10時26分だった。空港から1時間くらいかかったことになる。運賃は 1.77 SGD だった。138系統動物園行きがターミナル前の信号待ち中にちょうど右折して行ってしまったが、次のバスは10時35分発だった。これも頻繁に運行されている。
出発直後、ちょうどターミナルに入ってくるバスと運転手同士でサムズアップしていた。こういうのを見ると清々しくなる。 イオチューカンロード、アッパートムソンロード、マンダイロードを経由して30分ほどで動物園に着いた。マンダイロードからはアッパーセレター貯水池越しに動物園の緑が見えて気分が上がる。
満車の駐車場をやり過ごしてバス停に着いた。 EZ-Link を端末に当てると引き落とし額はわずか 0.16 SGD だった。乗継割引っていうレベルではない。空港から引き続いて乗ったとみなして運賃を計算しているのだろう。かなり合理的で感心する。
チケット売り場も長蛇の列で、30分ほど並んでやっと買えた。入場料はトラム乗車込みで 33 SGD だった。銀聯で支払うと1割引きのようだった。銀聯最高〜〜
中に入るといきなり日本語の案内が
パーク全体図
適当に回っていく。
ホワイトタイガーさん
寝た
ペンギンさん
シマウマさん
キリンさん
ライオンさん(だるそう)
シロクマさん
昼ごはん。 MEE REBUS というもので、マレー語で「茹でた麺」という意味だそう。カレー麺みたいな味
レストランのレジに置いてあったJCBマークつきの招き猫
ずるい
このあとアンモキオまで戻って、オーチャードまでMRTに乗って、無印良品などを見て回った。 EZ-Link の残高が 4.46 SGD になって、 143系統に乗って端末に当てたら "please Top up" と出た。チャイナタウンから空港までもバスで行こうとしたけど、チャイナタウンにバスは来てないようだったので、MRTで帰る。
ケンバンガンで日没になった。赤道直下だから、夕焼けとか考えてる暇がなくすぐ暗くなる。これはこれで風情があるのかもしれない。タナメラに着いたら、ちょうど空港からのタナメラ止まりが入線してきてスムーズに乗り換えできた。あとで知ったのだが、 EZ-Link は最低 3SGD の残高がないと MRT の改札を入場できないのらしい。ギリギリだった。
1回目と同じくアンバサダーラウンジに入る。ここは食事は微妙でアルコールは有料でオレンジジュースはなんか薄いが、代わりにシャワーはタオル付きとなる。
一連の SIN タッチの中で今回は初めて成田行きに遅延がない。
10日目に続く。