いろいろあってサンフランシスコに行くことになった。取れたチケットの関係で航空会社はANAでなくJALとなった。先日SFCを取ったばかりだがJALでは平だ。
JALの羽田-サンフランシスコ線は便名がJL0002,JL0001と大変良い番号が振られている。だからなにか特別なことがあるわけではないが、なんとなく気になる。
機長挨拶が離陸前から始まり、D滑走路から離陸した。主翼のすぐ横の席なのもあってすぐに何も見えなくなった。
飲み物のシートを見ると、JALオリジナルドリンクのキウイジュースが気になる。これを飲もう。おいしい。
機内誌を読んだら、浅田次郎が簡体字の「习」の字は「習」の一部分なのは分かるが、「丰」は「豊」からどういうルールに則ったのか不明だとか書いていた。浅田次郎ともあろう人が「豊」が「豐」の新字体だということを知らなかったのだろうか。「豐」を略したのが日本で使われている「豊」で、「习」のように一部分だけ取り出したのが中国で使われている「丰」なわけで、この点を見れば簡体字におかしなところはない。腑に落ちないでいたが、サンフランシスコまで8時間50分で着いてしまうので早く寝ないといけない。
リクライニングは、ANAでさんざん乗ったような面が前にずれるタイプではなく、ちゃんと背中が倒れるタイプだった。だからといってエコノミー席なので熟睡できるようなものではない。
朝の機内食は選択の余地なく配膳された。
なんにせよパンが硬すぎる。ANAの場合エコノミーの機内食であってもメニュー表があったり、投票して選ばれたメニューだみたいな謳い文句があった。そういえばドリンクホルダーもないので、飲み物の管理には細心の注意を払う必要もある。
着陸して40分後に入国審査を通過した。これまでシンガポールなどでうけた入国審査は、最悪英語が全くわからなくても通過できるようなものだったが、さすがアメリカはより厳密な審査を展開してくる。とはいっても、何しに来たのか、どこに滞在するのか、何日間滞在するのかの3点で終わりだ。斉藤寝具。