1日目からの続き。
シンガポールが修行に最適なのは、スーパーエコ割という安い運賃を有効に使えるというのも理由の一つだ。スーパーエコ割の航空券を買うには行きから帰りまで最低3日のプランが必要で、普通であれば現地で2泊する必要がある。しかし、シンガポールは日本発が日付変更直前、シンガポール発が日付変更直後の便があり、2日とも機内泊にできる。これは修行費用の低廉化をもたらす。修行というのは乗り鉄が言うところの本源的乗車の飛行機版そのものであって、シンガポール往復は一般の旅行と違って目的ではなく手段である。よってシンガポールには宿泊しない。
石垣島から NH092 で戻ってきて、ターミナル連絡バスで国際線ターミナルに移動した。19時半に着いて出発まで4時間あるので、空いている SKY LOUNGE A で充電しながらソフトドリンクも飲みながら、やはり溜めていたアニメを見ながら過ごした。22時を過ぎるとラウンジも混みだしてきて旅行気分が満ち満ちてきた。
機内食の前に配られたお菓子
機内食
今回初めて一人で海外旅行をしているので、いろいろ用意が足らなかった。以下のものを用意しておくべきだ:
- ペン
- メガネケース
- モバイルバッテリー
このほか、電源ケーブルの変換プラグとボールペンを用意していたのに持ってくるのを忘れてしまっていた。
現地通貨は両替商で手に入れると手数料が高いからカードでキャッシングするほうが安いという話を聞いていたが、今回よくわからないので空港で両替した。 5000 JPY が 60.55 SGD になった。レートは 80.92 なので、手数料100円払ったのと同じことのようだ。100円となると、カードでキャッシングして帰国後に ATM 手数料を払って繰り上げ返済するより安いのではと思う。
シンガポール1日目は MRT と LRT の乗りつぶしをした。
ラウンジ巡りをしたいので早めに戻ってきた。アーリーチェックインカウンターで成田行きのチェックインをしないといけない。唯一ANAのマークのあるカウンターは3社合同の窓口になっていて、6人ほど並んでいた。20分くらいして私の番になって、とりあえずANAカードとパスポートを見せた。係員が Departure time? と言うのでいつだったかなあーと適当に返していると、何かの都合で搭乗時間が1時間以上遅れるようだった。さらにリリーとも言うので百合??と考えていたら、乗り継ぎの搭乗券と合わせて2枚出てきた。 relay と言っていたのだ。受付の時は全く気にしていなかったのだが、成田着が1時間遅れると羽田に移動して石垣行きに乗り継ぐのは不可能になる。
まずアンバサダートランジットラウンジに行ってみる。場所がわかりにくい。受付に Diners カードと搭乗券を提示した。係員は向きを2回変えてリーダーに通していて、これは無効になっているのかドキドキしていたら端末を渡された。 PIN を打つのかと思ったらサインだった。 パン、ご飯、肉、野菜、シリアル、サラダなどが用意されていた。電源はなかった。
いろいろ見てたら電話が鳴った。このあと乗るはずの成田便が遅延するために翌日の羽田-石垣に接続ができないとのことで、1本前の羽田行きに乗れることになった。Eゲートに来てと言われたので、Eゲートの係員にとりあえず日本語で問い合わせたらそのまま通って新しい搭乗券をくれた。
席は非常口の通路側だった。この席は動画は見られないし機内誌も読めないし USB で充電もできないし窓もないから、こういうときのために確保されている席なのだと思う。良い点としてはとにかく足元が広い。ご協力ありがとうございましたと CA さんに挨拶されて満更でもない。
帰りの機内食
昼間あんなに眠かったのに、やはりいざ寝なければとなると寝られない。ともあれ3日目に続く。