集中豪雨により川の水位が上昇。東海道線は在来線も新幹線もストップしましたとさ。でも名鉄は普通に動いている。さすが名鉄。
浜松発19時55分のくだり特別快速は浜松を定刻に発車。豊橋の直前になって「清洲~稲沢間水量規制により名古屋から先運転を取りやめております。名鉄で振り替え輸送を行っております」と1回だけ短く放送。そのまま豊橋駅を発車した。
しばらくしてから速度が低下。前の電車が詰まっているので、愛知御津で運転を打ち切りますとのアナウンス。なんだそれ。
30分位してから車掌に問い合わせをする人が増える。「そとでタバコ吸っていい?」「蒲郡まで行けないの?」「豊橋まで歩いてどれくらいかかる?」タバコを吸いたい人は車掌室経由で愛知御津駅のホームへ。蒲郡駅のホームは電車が停まっていて入れないし、名鉄との振り替え輸送は連絡駅が決まっていて蒲郡は入っていない。豊橋までは9キロ弱あるし、道路は鉄道のようにまっすぐ伸びていないからあまり現実的な選択肢ではない。ていうかじゃあなんで豊橋駅を発車させたのよ運転指令。おかしいじゃん。
だいたい名古屋でくだりの運転を打ち切ってのぼり電車にすればいいのにそれも行われていないらしい。名古屋駅に停まっているくだり電車は川の水位が基準値以下になるのをひたすら待っているのだ。いま名古屋以南にいるのぼり電車は安城で停まっているらしい。車掌は同じ内容のアナウンスを1分に1回位の割合で放送し続けたが、その電車は依然として安城に停まっているようだった。
2chのスレによると、21時45分に線路の点検が終わり、徐行での運転を再開したらしい。私はそのころ、やっときたのぼりの豊橋行きに乗って豊橋駅に戻っていた。豊橋から浜松方面への電車の工面がまったくついていないのらしい。しばらくして、さっきまで乗ってきた豊橋行きが静岡行きになるというアナウンスが聞こえてきた。ただし、発車時刻は未定。
名鉄への振り替え輸送切符をもらう。快速特急で金山まで行って、そこからのぼり電車で共和に戻る算段。よく考えたら、知立で三河線に乗り換え、刈谷からくだりに乗ればよかったのかもしれない。そのほうが無駄がないし、金山や名古屋はどうせ大混雑だろうからそのほうが絶対によかった。でもそのときはとにかく金山まで行って戻るということしか頭になかった。
金山駅には22時50分ごろ到着。東海道線ホームに移動すると、次ののぼりは21時00分発特別快速新城行き。くだりは20時39分発特別快速大垣行き。特別快速は共和に停まらないのでこれは見送り。次ののぼりは20時33分発普通豊橋行き。3両。私がホームに着いて最初に来たのが大垣行き、ついで新城行き、続けて豊橋行きがきた。浜松発19時55分の特別快速は金山21時20分発なので、あのまま乗り続けているより豊橋に戻って名鉄に乗って正解だったことになる。共和に着いたのは23時15分ころ。発車案内には20時46分とあった。2時間半の遅れだ。家にも2時間遅れで到着。JRは異常時の運行指令について、もうちょっとちゃんとしないとダメだ。